Marshall 2061X [アンプ]
なぜか、またアンプが増えました。
Marshall 2061X ヘッド
もちろんリイッシューです。マーシャルにはオールド願望がまったくないですね。
ハンドワイヤーで、プリント基板でなく部品をラグ板に手配線で組んだやつですね。
プリ管はECC83×2。パワー管はEL84のプッシュプルで18W出力です。整流はシリコンダイオード。
で、重さ10kg!いいねぇ。
フェンダーも良いのですが、あのエッジの効いた粗い高域のマーシャルもいつかそのうちと思っていました。
ちなみに自作のキットもありますがGDSの18Wヘッドが$820。
と思いながら眺めると、このところの2061X(国内)価格が在庫分や中古の値段の推移からすると値頃感ありまして。
ついにというかなぜかコレで引火。
このスムーズトーン。くぅ~。いいねぇ。やぱマーサルいいわ!(??)ということでこうなりました。(^^;)
え?ロベン・フォードと言えばアンプはハワード・ダンブル?思うところですが、コンセプトはトレブルあたりが緻密なマーシャルサウンドとお見受けしました。
ロベン・フォードってちょっと前までどちらかというと苦手なほうだったんだけどなぁ。カールトンとのデュオ観に行ってから印象変わってきたのかも。
しばらく前に買って放置してましたが、これもいいす。
評判の割にぜんぜん引っかからなかったこいつにもぐいぐいくるんだろうか。
- アーティスト: ロベン・フォード,ラッセル・フェランテ,ジミー・ハスリップ,アラン・ルービン,トム・マローン,ルー・マリーニ,マーク・フォード
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: CD
で、気の早いことにこの土曜日のイベントに2061X君の初出動です。
それもJCM800の代わり。
ははは!無理あるかなぁ。
JCM800に比べるとプリの増幅段も一段少ないし。ハードロックの定番アンプの代わりにするにはちょっと不安もありますが、ま、プリからパワーまで全開で使える気持ちよさがありますよね。
同じスピーカーキャビネット(1960--12'×4直列16Ω)で音出してみると・・・・・、JCMと比べてゲインが低いんですが中域が芳醇とでもいいましょうか、酔えます。
っていうかハードロックをノーマルストラトでやるってところで違う?
すごい音圧。さすが12インチ4発だと迫力あるう。メンバーからも「一段とうるさい」とご好評を頂きました。
しかし、スピーカー定格も違うし、鳴らしきってないところもあるはずで、ハイエンドとローエンドはJCMにかないません。あとベースチャンネルを短いシールドでリンクすると微妙にゲインが上がって低域が持ち上がるのですが、これはロックアンサンブルの中では抜けが悪くなりそうですら。
うーみゅ。
クリーンからクランチ+くらいまでギターボリュームの操作でシームレスに使えるのはいいなぁ!
若干淡白なひずみでも、リードやハイゲインほしければブースターをオンでマジンゴー!!!
でもって、ゲインが低く音が非常にクリアなのでタッチの差を出しやすくなって、がちょーん!と弾くと気持ちよい・・・・というかタッチの差が出やすくなっていつもの誤魔化し弾きすると結構なさけない。たはは。
いいのさ!そんな時はゲルマニウムトランジスタのファズフェイス(鋭意調整中)を踏めばきみもマジンゴー!
で、上記マジンゴー音源は録ったは録ったのですが整理するには眠すぎるので、また後日。(^^;)
あと、コイツはヘッドだけなので、ウチでは(W師から譲り受けた)アッテネーター経由で豪華くんのスピーカーを鳴らしてます。(豪華くんをキャビ扱い・・・・・すまん)
アッテネーターのラインアウトからPCに取り込んだ音っていうのが実は前の記事に載せたサウンドサンプルです。ベースもまじめにベースチャンネルで録ってる。おれってまじめ!
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
コードを弾いてるトラックはファズなしの素の音です。
<081223追記>
この間の実戦投入した帰りのハナシ。
なんかね、このマーサルくんを持って歩いてるとカラカラ音がするんですよ。
え?なんで?と
フルドライブしすぎた?
ウチに帰ってきてからしばらく忘れておりましたが、先日思い出して開腹手術。
とりあえずバックパネル外しまして。
ん?
んんん?
なんか違和感。
シャシーを外しました。
電源トランス重い!
明らかに重心が寄ってます。
見た目違和感があったのはこれか。
出力管のEL84のソケット固定兼振動防止っぽい金具の固定ねじが一個ありません。バネがはねあがっちょります。
カラカラ音の犯人はこいつ。
固定ボルトです。
ナット側はどっかに飛んでなくなってます。
破断面は疲労破壊というより脆性破壊ぽい。
こりはねじの素材の不良かあるいは締めすぎですな。
しゃーない。
手持ちのダイソーM3ねじで固定す。
でもねー、いまどき固定ねじが「マイナスねじ」かよ!
要らんところリイッシューせんでええ!!
ええと、ねじ締めたんはドイツや?
わかれへん。
だれー?いまイギリスや言うたんは。
昔JCM800持ってました。
実は意外にクリーントーンも行けて、JAZZでも使えないことは全くないと思うのですが、さすがにあのデカさではジャズ用のハコでセッティングすることも持ち運ぶことも難しく、手放しました。
また欲しく成っちゃった・・・(何で弾く??)
by SWEET16 (2008-12-05 07:14)
チューブアンプのパワーってワット数にあんまり関係ないように思えますね。12インチ4発のキャビネットは、直前だと耳が死にます( ̄▽ ̄;)
ギターのボリュームでかなり歪み具合をコントロールできるのって、やっぱり便利でしょうね。
by Tad (2008-12-05 21:18)
_ ∩
( ゚∀゚)彡 大きいアンプ、迫力&存在感がありますねー。w
( ⊂彡 イベントがんがれ!イベントがんがれ!
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し ⌒J
(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2008-12-05 22:57)
<なんか意識モウロウだったので内容が尻メツレツっすね。だはは。
恥ずかしいけど笑えるのでこのまま放っておきます。(^^;)
>SWEET16さん
JCM800のハイゲインを味わってしまうとコイツをクリーンセッティングでエフェクタで歪ますって出来なくなりますね。
しかも、こいつの高音キラキラ(というかギラギラ)の傾向でジャズ的に弾くのはなかなかイメージしにくいです。
でもJCMにフルアコってビジュアル的にすごいインパクトありそう!!
それ頂きます!!!
>Tadさん
JCMのギラギラが2061Xにはないので、音量は大きくても耳鳴りは不思議としません。というかJCMのプレゼンス領域は出すぎなのかも。こいつの前に立つとたまにクラ~っとしますからね。(^^;)
多くの場合、カンペキなハイゲインセッティングにしちゃうとボリューム絞っても使えない場合が多いんですが、2061のようにクランチ+からエフェクターで最終ゲインを足すくらいでしたら(ハイゲインに多少物足りなさもありますが)多チャンネルのアンプよりも操作性高いのではないかと思ったりもします。
>モッズパンツさん
マーシャルがこんなに小さくて軽いってなんかうれしいんです。
電車で運べるのって謎の優越感。(^^;)
あーん、もうねなきゃ~。(TT;)
by サダー (2008-12-06 00:46)
電圧上げて、本場の音をぜひ・・d( ̄  ̄;)☆\(--
by moonrabbit (2008-12-08 00:10)
>moonrabbitさん
コイツはヤマハ経由で100Vのトランスになってます。
音は・・・・キャビネットでも変わるしマイキングでももうひとつ印象が違うという。 いまさらながら発見です。
ここはサンプルで”マーシャルらしい音を”とか思わない方向で。(^^;)
財布のためにも。
by サダー (2008-12-09 00:30)
あ~っ!
これ悩んだんですよね。
細川さんなんかとも色々お話させてもらったりもしました。
Y社のクリニックにも出かけたりもしたんですよ。
その時、Y社の人が「12インチ4発はちょっときびしいので、2発をオススメします。」とのことでした。
そうそう、コンボがありますが、かなり音違いますね。
驚きましたよ。
オメタな私は、TS-9でガッツリ歪ますとご機嫌でした。
イ〇ベさん買わないでゴメンね。(笑)
で、ぶったかですが、コーネルのPLEXI20もオススメです。
なんであんなに高いんだ!!
by 久々のZONE (2008-12-09 15:42)
>ZONEさん
コイツでメタルはあまり余裕ない分ちょっと厳しいかもですが・・・・・出せる音が限られてるますからね。
逆に言えばクランチにしろクリーンにしろ出てくるサウンドが嘘くさくないのがいいとも言うかなと。そのあたりは気に入ってます。
コンボって1974?とサウンド違いますか・・・。
やぱキャビの影響大きいんですね。でもヘッドでもアレですからコンボになると随分重そう。
重さで選ぶとマーシャルは重いですね。
フェンダーの軽いこと。(^^;)
by サダー (2008-12-11 00:35)